鹿屋体育硬式野球部
国立大学法人 鹿屋体育大学 硬式野球部 藤井 雅文監督との対談の様子
スポーツ推薦なしで全員が成長率で勝負する。という合言葉のもと
全員が伸びる環境であるところが魅力。
環境で挙げられるのが、野球場やスポーツパフォーマンス研究センター(以後、SPセンター)
チームメイトや指導者スタッフ含めて、心理的安全性が確保された状態で、みんなが自分の好きなことや夢を全員で叶えようというのもコンセプトの一つであり、自分のやりたいことを邪魔されずにしっかりと取り組んでいける環境とチームメイトとの環境も魅力。
野球の授業を取り組んでおり、実際の部活動とリンクさせている点が鹿屋体育大学の強みであり魅力に繋がっている。
野球の歴史や世界の野球の事情の話や野球と経済の関係性を学んでもらっている。
他に、戦術・技術論等、野球に関する事を学ぶ授業を行っている。
戦術を座学で学ぶことによって、試合中に学んだ場面に出くわした時にもチーム内で注意し合い、点数を取るにはどうしないといけないのかなど、ベース(土台)となる部分を話し合うことが出来る。
本当に多くの方に『おめでとう』って言っていただける中、監督として10年目になりますが、この10年間と鹿児島の最下位からスタートし、鹿児島で優勝できるようになって南部九州初出場。このプロセスの中で、選手・OBたちがいつかこの日が来ると思って、我慢してたくさんの取り組みをしてくれたのでまず、この場を作ってくれた方々へありがとうっていう気持ちが大きかった。その方たちにやっといい報告ができたな自分が嬉しいっていうかは、そっちの感情の方が先だったかなと思います。
あとは、ほぼみんな公立高校出身でエリート選手が、ほぼいない中そういったメンバーでもやっぱちゃんと大学で見つめ合って、努力すればそのレベルまで達することができるということを証明できたのでそれは嬉しかった。
周りへの気持ちと、やっぱり『大学スポーツ』もちゃんとやって勉強も野球もやってっていう人であれば、ちゃんと4年間でそういうエリートたちと差は縮めることがいうことが成長率では、ちゃんと勝負できるっていうことが証明できたっていうのは、すごい嬉しかったなと感じました。
日本一になろうではなく、全国大会で戦える野球を作ること。毎年全国大会戦えるチームを作る。
全国と戦える大学野球チームをみんなで作って、それを目指してやっていく中で結果として優勝出来たらいいが、常に優勝を求めているわけではなく、予選で敗退したとしても全国で戦えるチーム作り、課程が達成していれば目標はかなっていると思う。
選手全員がプロ野球選手を目指しているのではなく、たくさんの多様性を持った選手がいるチームなので、お互いの夢を認め合う応援し合えるような心理的安全性が高い集団として常に目を配っている。
中学校野球教室の様子
スポンサーシップを募集しており、鹿屋市内の企業にスポンサーになって頂き、鹿屋の方々と共に成長していると実感している。
かのや夏祭りへの参加や、幼稚園から中学校までの野球教室を開催しました。
前回行った中学生の野球教室では、200名ほどが参加してくれました。地域貢献の中でも、ごみ拾い等だけでなく、野球を通して貢献していきたいと思っています。
県外からの選手も多いので、地元を離れ鹿屋で頑張っている生徒の姿も見て欲しいし、同時に鹿屋市を盛り上げていければと考えています。
窪田内野手(3年生)へのインタービューの様子(SPセンター内)
モーションキャプチャ
赤外線を発する専用のカメラを複数台配置することで三次元空間を構築し、マーカーの三次元位置情報をデジタルデータとして取得するシステム
スポーツパフォーマンス研究センター
練習風景
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。